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November 24, 2011

ドイツショック、ドイツ国債の札割れと国債利回りが英上回る・市場はドイツにファイナルアンサーを求めているのでは?

独逸国債への投資意欲の低下が目立ち始めています。23日には入札で募集額に投資家の需要が届かない「札割れ」が発生、不足額が全体の約3分の1という異例の大きさでした。また24日には独国債利回りが一時、約2年半ぶりに英国債の利回りを上回りました。
金融危機の波及がPIIGSか東欧かどちらかに及び、財政破綻、政権崩壊となるであろうと思っていたら、いきなり独逸に王手を掛けてきたかという感じです。
結局のところ、EUの屋台骨は独逸が支えており、ユーロはマルクと他のヨーロッパ通貨の合成通貨でしかないわけです。従って、独逸があらゆる犠牲を払って最後までEU・ユーロを支えるという一貫とした姿勢を見せることが、EU・ユーロの信認につながるわけです。今回、独逸国内では真面目に働かず遊んで浪費ばかりする南欧諸国をなぜ支援しないといけないのか?という声が大きくなっており、ギリシャ離脱論まで言及されています。
しかし、例えば、EUを一つの国家だと考え、EU諸国を日本の都道府県だと考えれば、独逸は東京でフランスが大阪みたいなもので、ギリシャを沖縄や北海道だと考えれば、独逸のギリシャ支援金は、まるで東京などの大都市で徴収した税金で沖縄や北海道に地方交付税交付金を支給するようなものです。日本では東京などの大都市市民も我慢しているのだから、独逸も見習って我慢すべきなのか、独逸が我慢せずにEU潰してしまうのか、逆に東京など大都市が独逸に見習って沖縄や北海道を見放すべきなのか?思案のしどころかもしれません。
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